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2023.04.17
工業塗装事業者の皆様へ CO2排出意識調査のご協力依頼 コーティング・コンソーシアム
2023年4月17日
工業塗装事業者の皆様へ
CO2排出意識調査のご協力依頼
コーティング・コンソーシアム
Chairman 児島與志夫
事務局 塗料報知新聞社
拝啓 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
昨今、塗料製造から塗装プロセスにおいては、各関連業界においてそれぞれのベストプラクティスが求められ、国際的な環境改善が進められております。そこで、今後の社会情勢や次世代への負担低減を目標とし、現在取組むべき課題について提案すべく、塗料・塗装産業のうち3団体がまずは協力し「コーティング・コンソーシアム(略称:CoCo)」を昨年7月に創設しました。当面の事業活動として、SDGsほか脱炭素をターゲットとしたカーボンニュートラル推進において、「工業塗装のLCA(Life Cycle Assessment)」が重要と考え、取組みに着手しました。
LCAは、製品のライフサイクルにわたり製品の使用する資源やエネルギーと、製品化に伴って排出する「環境負荷(≒CO₂排出)」を定量的に評価し、さらに製品の総合的な環境影響を評価するものです。このCO₂排出に関するLCAを実行・対策することは、塗料・塗装業界並びに皆さま方個社の持続的発展を果たすための重要な手法となり、そのためにはまず現状把握が大切であります。
つきましては、工業塗装に従事される皆様に、塗装工程におけるLCA対応等の現状をおうかがいいたしたく、「CO2排出に関わる意識調査」(下記)にご協力をお願いする次第です。
皆様にご記入いただいた内容につきましては厳重に管理の上、秘匿を保ち、営利での使用や、集計結果について各事業所名などが公開されることはございません。
ご多用の折、誠に恐縮ではございますが、本調査は「いつかは来る」環境課題に対する次世代への提言ともなりますので、ご理解の上、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
今後の展開としては、このデータベースを活かすべく、原材料資源や消費・廃棄などを組入れた活動を次テーマとして、参加メリットのある段階的な実現可能性のある事業を展開してまいります。
敬具
記
【「CO₂排出に関わる意識調査」の回答ページURL】
※なお、IPCOホームページ(https://www.ipco.or.jp/)からもアクセスできます。「アンケート」ボタンからお進みください。
ご回答は、誠に勝手ではございますが2023年5月19日(金)までにお願いいたします。
※なお、記入上の不明な点がござましたら、上記事務局(TEL:03-3260-6115)まで一報いただければ幸いです。追って然るべき担当から返信させていただきます。
以上
※コーティング・コンソーシアム構成団体(3月末時点)
一般社団法人日本塗料工業会/一般社団法人国際工業塗装高度化推進会議/日本塗装機械工業会