工業塗装とは

  1. 工業塗装とは
  2. 塗装例

タブ内容を展開する(公開サイトには表示されません)

タブ1(公開サイトには表示されません)

いろいろな所で使われている塗装技術

 世の中には、塗装されているものが数多くあります。自動車、家電製品、調理器具、建物、自動販売機など。これらは、日常生活の中でよく目にしますね。さらには産業界の設備、交通機関、構造物、インフラ等。塗装は、様々な分野で社会を支える技術となっています。

 

塗装技術とその目的

 改めて、塗装技術とは何でしょう?「塗装」は、漢字で読んで字のごとく“塗って装う”と書きます。塗装は、「対象物に材料(塗料)を塗布して外観を整える」技術です。これは、塗装の定義とも言え、その目的は3つあります。

①見た目(美観·意匠性)、②素材の保護(防食·劣化防止)、③機能付加(耐熱性や潤滑性など)です。

 

屋外塗装と工場塗装

 塗装の対象は、微細な部品から強大な構造物まで幅広く存在します。しかし、その扱いは、塗装対象によって、かなり異なります。塗装の作業分野で見た場合、大きく屋外塗装と工場塗装の2つに分かれます。

 屋外塗装は、建物や構造物、道路の路面など、移動することのできない対象が主となります。現場対応のため、使える設備も限られます。一方、工場塗装は、製品·部品単位で扱われます。移動はもちろん、工場で生産設備を使いこなすことで大量生産が可能です。工場で行う塗装は、工業塗装の範疇に入ります。

 

工業製品と工業塗装

 工業とは、原材料を人の手や機械を使って加工し、生産物を造り上げる産業のことです。工業製品には、安定した品質·コストで効率よく生産することが求められます。これは、工業製品を扱う工業塗装についても同様です。工業塗装で生産設備を使う代表的な技術は、焼付塗装です。乾燥炉を使用することで塗料の乾燥を、自然乾燥よりも早く仕上げることが可能です。工業塗装では、また水を使った前処理や、機械による搬送、ロボットによる塗料の吹き付け等、塗装対象に合わせ様々な設備システムを構築しています。

 以上を踏まえると、「工業塗装とは、工業製品を扱う塗装」「工業塗装とは、工場で設備を使い、安定した品質で効率よく行う塗装」と説明できます。

また、工業塗装は、金属製品の塗装が主であるものの、扱う素材は金属だけとは限りません。樹脂や木工、ゴム、石膏ボードなど、他の素材も範疇に入ります。我々工業塗装業界は、人々の生活を快適に、安全と安心、心の豊かさを提供することで、持続可能な社会を支えることに貢献します。

 

タブ1終わり(公開サイトには表示されません)

タブ2(公開サイトには表示されません)

工業塗装って、なーに? こんな製品やその部品を塗っているんです。

 

タブ2終わり(公開サイトには表示されません)

ここまで
(公開サイトには表示されません)